MetaTrader コピートレードツール 制作の目的

例えば ブローカー縛りの EAを そのブローカーのデモ口座で売買させて そのポジションを他の口座へコピーすれば ブローカー縛りは無効になります。
デモ口座縛りの EAなら デモ口座で起動させて ライブ口座へコピートレードすれば デモ口座縛りが無効になります。
口座縛りの EAなら デモ口座を登録してしまえば そのデモ口座から 自由にコピーできてしまうので 口座縛りが無効になります。
デモ口座を登録するのは ちょっと？という方は ライブのマイクロ口座で 小ロットで売買したポジを 10倍にしてコピーするという事もできます。
MAMなどは 元口座からポジションをコピーすることで 手数料を大幅に節約できます。
また スプレッドがより狭い口座や 取引条件が良い口座へコピーすれば 収益の向上にもつながります。
ポジションのコピーは コンマ数秒なので 仮にその間に価格が動いたとしても その価格差での損益は 確率的にはプラスマイナスゼロなので コピーすることで損をすることはありません。
と コピーすることは メリットが多いのですが あくまで そういう使い方ができるという事なので EAなどの利用規約は守ってください。
実は 上記の内容は コピートレードツールを作ってから 後で副作用的に気が付いた事です。

コピーツールの本来の制作目的は 海外ブローカーの口座のリスクを分散させて それを１つ口座から複数の口座へ 一括でトレードしたかったのです。
また 証拠金によってレバレッジが変わるブローカーの レバレッジ維持の目的もありました。 日本ではレバレッジは 25倍ですが 海外ブローカーなら 400倍とか 800倍などでトレードできるので とても効率の良いトレードができます。
最近の海外ブローカーは スプレッドも狭いですし 出金で信頼できるブローカーはあるのですが やはり資金は分散したほうが安全です。
単一のブローカーを利用していると 万が一 倒産した場合は 証拠金を全て失う可能性があります。
(2023年6月に 海外ブローカーで人気があった Gemforex.com が倒産して 多くの方々が 入金した証拠金の全てが出金できない事態になっています。)
また 取引サーバーが停止したり フラッシュクラッシュなどの 相場の急変動時には ブローカーによっては 損失の度合いが異なります。
「フラッシュクラッシュが起きたら どのブローカーでも同じだろ」と思われがちですが ブローカー毎で チャートの価格が何円も違ったなんて事があります。
つまり 同じ証拠金額で 同じポジションを保有していても あるブローカーは耐えられたが あるブローカーは ロスカット発動で証拠金が消滅という事があるのです。
ということで「資金分散＝リスクヘッジ」や「レバレッジ維持」ために コピートレードツールの開発 制作をしました。
また MT4 と MT5 は混在しながら いづれ MT5 へ移行していくのは確実なので MT4と MT5の相互でコピーできるツールをつくりました。
「口座の資金分散」や「レバレッジの維持」や 副作用の「EAの縛りからの開放」「収益の向上」(規約を遵守して自己責任で) に興味がありましたら 是非 ご覧ください。